韓国映画「目撃者」これぞ韓国サスペンス!犯罪を目撃してしまったことで、降りかかる悲劇。その背景には何が…。
「未体験ゾーンの映画たち」で韓国映画「目撃者」を観てきた。
これは日本でもあり得る事件かもしれない…
ある事件を目撃してしまった人と、その事件の犯人による追跡劇。
これぞ、韓国サスペンス!という映画で、「暗闇から何が出てくるか分からない怖さ」や、「全力疾走する暗殺者」など、「もう、やめてーーー!!」的な怖さがてんこ盛りだった。
また、その集合住宅に暮らす住民同士の人間関係が希薄になったり、無理に山を切り開いて開発したベッドタウンの危うさなど、近代化していく社会の弊害がその背景にあって、そんな「今」を反映しているところに、韓国映画らしさを感じた。
その「人間関係の希薄」というのは、例えば、嫌なことには関わりたくないから、悪事を目にしても「見て見ぬフリ」をするということ。
そりゃ、誰だって面倒なことには関わりたくないから「見て見ぬフリ」しちゃう気持ちはわかるけど、それが、物事を悪化させてしまう。
それは、韓国だけじゃなく、日本でも十分ありえることで、もっと、住民の人間関係が密だったら、力を合わせて悪と戦うことだってできたんじゃないの??とか、考えてしまう。
でもなぁ。
見知らぬ人と仲良くするのは、今の時代だからこそ、難しいよねぇ。
そんなことを考えてしまう映画だった。
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韓国映画「目撃者」観た
— toe@とにかく映画が好きなんです (@pharmacy_toe) 2019年3月31日
これぞ韓国サスペンスの面白さ!
ある事件を目撃してしまった人と犯人の追跡劇
しかし、その裏には希薄化していく人間関係とか、無理に山を切り開いて開発したベッドタウンの危うさとか、近代化の闇があって、その今の社会事情を織り込んでいるところに韓国映画らしさを見た pic.twitter.com/3uRTXURUCY
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