とにかく映画が好きなんです【別館】

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韓国映画「目撃者」これぞ韓国サスペンス!犯罪を目撃してしまったことで、降りかかる悲劇。その背景には何が…。

「未体験ゾーンの映画たち」で韓国映画「目撃者」を観てきた。

 

これは日本でもあり得る事件かもしれない…

 

ある事件を目撃してしまった人と、その事件の犯人による追跡劇。

 

これぞ、韓国サスペンス!という映画で、「暗闇から何が出てくるか分からない怖さ」や、「全力疾走する暗殺者」など、「もう、やめてーーー!!」的な怖さがてんこ盛りだった。 

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また、その集合住宅に暮らす住民同士の人間関係が希薄になったり、無理に山を切り開いて開発したベッドタウンの危うさなど、近代化していく社会の弊害がその背景にあって、そんな「今」を反映しているところに、韓国映画らしさを感じた。

 

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その「人間関係の希薄」というのは、例えば、嫌なことには関わりたくないから、悪事を目にしても「見て見ぬフリ」をするということ。

 

そりゃ、誰だって面倒なことには関わりたくないから「見て見ぬフリ」しちゃう気持ちはわかるけど、それが、物事を悪化させてしまう。

それは、韓国だけじゃなく、日本でも十分ありえることで、もっと、住民の人間関係が密だったら、力を合わせて悪と戦うことだってできたんじゃないの??とか、考えてしまう。

 

でもなぁ。

見知らぬ人と仲良くするのは、今の時代だからこそ、難しいよねぇ。

 

そんなことを考えてしまう映画だった。

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