「アメリカン・アニマルズ」の試写会に行ってきた。実話を越えたリアルがそこにある…!?
「アメリカン・アニマルズ」の試写会に行ってきた。
実話を越えたリアルがそこにある @「アメリカン・アニマルズ」
4人の大学生が、図書館に貯蔵されている希少本の図鑑を盗み出すというというお話。
実話を元に描かれている。
そう説明すると、とてもありがちな映画のように聞こえてしまうけれど、この映画はよくある映画と一味違う。
実話を元に再現したドラマを中心に話は進んでいくが、その途中で、本人たちが登場し、その当時の心情を吐露するインタビューが合間に挟まれる。
すると、映画はドラマとインタビューが融合して、実話を越えたリアリティを映し出していく。
若い頃というのは、多くの人たちが無敵で無謀なものだ。
たとえば、カンフー映画を観れば、カンフーの達人になった気分になってしまうように、この映画の大学生たちは、「オーシャンズ11」を観て、自分たちにもできると思うようになり、実際に実行してしまう。
そんな彼らを観て、大学生ってどの国もそんなもんだよねぇ…と思いつつ、実際に行動してしまう彼らを観て「あちゃーーー」と思い、つい笑ってしまう。
しかし、次第に状況は笑えなくなっていく…。
彼らの無鉄砲な行動には、とても心が痛くなる切なさがある。
それは、私も彼らと同じように、無敵で無謀な若者時代を過ごしたからだ。
予告編はこちら
私がTwitterに書いた感想はこちら
#アメリカン・アニマルズ 試写
— toe@とにかく映画が好きなんです (@pharmacy_toe) May 10, 2019
若い頃は無敵で、なんでもうまくいくと思い込んでる
彼らにドキドキするのも、笑っちゃうのも、心が痛むのも、そんな彼らの若さのせい!
そこは誰もが通る道だから、その痛みが強く突き刺さる
現実を超えたリアルがそこにあった@FansVoiceJP pic.twitter.com/pBBIeQy2Fb
試写会は、映画上映の後にバート・レイトン監督(左)のトークショーがあった。
監督、ただ今映画秘宝編集長の岩田さんとトーク中🦅映画が終わった瞬間拍手が起こるのは嬉しいですね...😭✨ #アメリカン・アニマルズ #図書館強盗 pic.twitter.com/8qL8ikyKmu
— 『アメリカン・アニマルズ』公式 (@AnimalsMovieJp) May 10, 2019
そこには、現実を越えたリアルがある!
5月17日より公開なので、是非!
★レビュー専門の映画ブログ「とにかく映画が好きなんです【本館】」はこちらから