「おとなの恋は、まわり道」を観た。スクリーンに完全復帰のウィノナ・ライダー!
ドンピシャでウィノナ・ライダー世代なのですよ。
「シザーハンズ」とか、「若草物語」とか、「十七歳のカルテ」とか、まさに青春時代!
スターもどん底も経験した女優ウィノナ・ライダーの人生
しかし、ウィノナはそのまま順調にキャリアを重ねることができなかった。
当時結婚寸前までいっていたジョニー・デップと別れると、奇行が目立つようになり、一時期、万引きで逮捕されてしまうというどん底を経験。
その一方で、ジョニー・デップはバネッサ・パラディと結婚して順調にキャリアを積んで大スターの1人になっただけに、余計、ウィノナは気の毒な人に観られてしまう。
しかし、それからも「ブラック・スワン」で「落ちぶれたおばさんバレリーナ」を演じたりと、地味に活動を継続。
そして、ウィノナにとって一つの転機がやってくる。
それがNetflixドラマ「ストレンジャー・シングス」への出演だった。
ドラマの中で行方不明になってしまう息子の母を演じたウィノナは再び注目を集め、めでたく完全復活を遂げた。
ウィノナがスクリーンに主演女優として復活!@ 「おとなの恋は、まわり道」
そして、製作されたのが今日観た映画「おとなの恋は、まわり道」だった。
長い間独身だったウィノナとキアヌが、共に招待客として出席した結婚式で出会い、お互いに第一印象こそ最悪だった二人が次第に惹かれていくというロマンティックコメディ。
お互い長い間独身をやってきただけに、恋に対して臆病になっている姿が描かれている。
なによりもまず、こうしてウィノナが再びロマコメの主役として帰ってきたことが嬉しい。
ただ、この映画は、ロマンティック・コメディで、コメディではあるけど、ロマンティックではないと思った。
残念ながら、ウィノナとキアヌの間にケミストリーを感じることができなかった。
なんだか二人が対立して、取っ組み合っている感じがした。
かなり理屈臭いし。
それがアラフィフのリアルな姿なのかもしれないけど、もうちょっとロマンスを感じさせて欲しかったんだよね。
私がTwitterに書いた感想はこちら
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『おとなの恋は、まわり道』ウィノナ世代ドンピシャの私としては、ウィノナがまたこうしてロマコメの主演に帰ってきたのは嬉しい限り。しかし、この映画はウィノナ対キアヌのバトルを見ているようで、そこに恋はない。もっとロマンスを感じたかった https://t.co/kVEE6HlcTg
— toe@とにかく映画が好きなんです (@pharmacy_toe) 2018年12月19日
しかし、これをきっかけに、ウィノナにはもっと女優として飛躍して欲しい。
お帰りなさい。
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