「カウンターパート/暗躍する分身」シーズン1を観た。J・K・シモンズ主演の海外ドラマ。並行する二つの世界の接点で
WOWOWで海外ドラマ「カウンターパート/暗躍する分身」シーズン1を完走した。
この世界と瓜二つの全く別の世界の物語@ 「カウンターパート」
この世界の裏側に、瓜二つのもう一つの世界が存在し、そこには、見た目が全く同じ人間がいる…という世界を舞台にした作品。
J・K・シモンズが、こちらの世界と、向こうの世界にいる二人の主人公ハワード・シルクを演じている。
最近、アメリカのドラマでは「ストレンジャー・シングス」といい、スティーヴン・キングの「キャッスル・ロック」といい、「二つの並行世界」を舞台にすることが流行っている。
ふたつの並行世界を舞台に…と聞くと、複雑な感じがするかもしれないし、確かに、ちょっと複雑なところがあるけれど、先の展開が読めない面白いサスペンスドラマだった。
こちら側とあちら側が互いに対立し、緊張感が生まれていく…。
それはまるで分断された一つの国のようで、それがベルリンを舞台にしているところも、このドラマの面白さの一つだ。
様々な混乱の中、シーズン1は終わったけれど、シーズン2の放送が今から楽しみだ。
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「スノー・ロワイヤル」試写会にいってきた!ブチ切れ除雪車オヤジがヤバイ!笑えるサスペンスアクション!
「スノー・ロワイヤル」の試写会に行ってきた。
ブチ切れた除雪車オヤジがやばい! @ 「スノー・ロワイヤル」
リーアム・ニーソン演じる父が息子を殺されてしまい復讐をするというサスペンスアクション映画。
しかし、これが、めちゃくちゃ笑える映画で、もやはサスペンスではない!!
でも、そこが、この映画の面白さ!!なのだ。
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「 #スノー・ロワイヤル 」観た
— toe@とにかく映画が好きなんです (@pharmacy_toe) 2019年4月22日
面白かったー!超笑った!
息子を殺された父親がブチ切れて、容疑者を殺しまくって復讐するっていうサスペンスアクションのはずが、笑いすぎてサスペンスになってない!けど、そこが面白い!
除雪車オヤジを怒らせたらヤバイ!スカッとしたい人はぜひ!@FansVoiceJP pic.twitter.com/iuioWBrVVX
次から次へと人が死んでいくのに、それを観て何ともおかしいところは、コーエン兄弟やタランティーノと同じ匂いを感じるけれど、それほど、血が噴き出るわけでもない。
だから、これは「怖いサスペンスは苦手」という人でも、安心して観られるサスペンスアクションなのだ。
特に「スカッとしたい!」人におススメ。
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「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」負けても再び立ち上がり最後まで諦めないのがアベンジャーズ
いよいよ、次の週末は「エンド・ゲーム」の公開になったので、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を、これまでの復習と次への予習を兼ねて観た。
「敗戦」から始まるエンド・ゲームに期待すること
人口爆発に備えて、事前に「人口を半分に減らす」ために、あらゆる権力を手に入れた独裁者サノスと、サノスに反撃をするアベンジャーズ。
ヒーロー映画なのに「ラスボスに負ける」というエンディングを選択した作品。
そこには、ヒーローのような、一見、完璧に見えるような人たちにも、失敗することもあれば、負けることもあることを示している。
そんな「負けてしまった」彼らだけど、救世主(!?)のキャプテン・マーベルを迎え入れ、トニーとキャップが仲直りをして、力を合わせて最後まで諦めることなく、サノスと戦って欲しい。
そして、私の希望としては最後にトニーとペッパーの結婚式にみんなが集まって、笑顔でオリジナルメンバーが卒業して欲しい…。
そんな「明るい」最後を期待している…。
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「魂のゆくえ」現代社会で起きている問題に教会はどうかかわるべきなのか…。このままでは未来がない!?
イーサン・ホーク主演の映画「魂のゆくえ」を観てきた。
人を救えないなら教会の存在意義はどこにあるのか @ 「魂のゆくえ」
現代社会で起きている問題に、教会はどうかかわるべきなのか。
牧師の苦悩を描いた作品。
戦争に行く息子を止めることができず、戦死させてしまい、妻は家を出て行ってしまう。
そのことに罪を感じて生きてきた牧師だったが、次は、信者の夫の自殺を救うことができなかった。
その夫は環境問題の活動家で、生まれてくる子供を温暖化が進む世界で暮らすことを苦痛に思い、挙句、自殺してしまう。
「またしても止められなかった」という思いが牧師を苦しませる。
そのやるせなさが、胸に残る作品。
壊れていく牧師を演じたイーサン・ホークの鬼気迫る演技にも圧倒された。
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「魂のゆくえ」観た
— toe@とにかく映画が好きなんです (@pharmacy_toe) April 20, 2019
現代社会で起きている問題に対して、教会はどう向き合うべきか
教会が人救うどころか、悪の一端を担ってしまったら、その存在意義はどこにあるのか
その罪悪感からどんどん壊れていくイーサン・ホークの鬼気迫る演技に圧倒された
牧師の何もできないやるせなさが心に残る映画だった pic.twitter.com/eXq1GEKFfG
本来なら、環境問題や地球温暖化は教会よりも政治が制御すべき問題なのだけど、現大統領は温暖化そのものを否定している。
そんな人間が大統領をしている国では、子供たちの未来はないのだよ…と訴えているのでは…と感じた。
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「僕たちのラストステージ」観た。ケンカをしても、時にはすれ違っても相方は一人だけ。その思いに感動
「僕たちのラストステージ」観てきた。
ベテランお笑いコンビの相方への気持ちに感動 @ 「僕たちのラストステージ」
落ち目になったベテランお笑いコンビが、舞台に立ち続けることで再び再起していく姿を描く。
主人公のお笑いコンビは、時にはケンカをしながら、それでもコンビとして舞台に立ち、お客さんを笑わせていく。
しかし、晩年になると、歳をとり、時には体調を崩してステージに立てない時もある。
それでも、彼らにとって共にステージに立つ相手は相方しかいない。
そんな二人の絆に感動する映画だった。
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「僕たちのラストステージ」観た
— toe@とにかく映画が好きなんです (@pharmacy_toe) April 19, 2019
落ち目のお笑いコンビの再起を描く作品
体調が悪くても、ケンカをしても、ステージに上がるとキラキラ輝く彼ら
その関係はあうんの呼吸で分かり合える夫婦のようで、誰にも代わりはできない絆の強さに感動!
人を笑わせて幸せにするって素晴らしいことだなぁと思った pic.twitter.com/W1LVGEfu1F
★「僕たちのラストステージ」予告編
ローレル&ハーディの実話!映画『僕たちのラストステージ』予告編
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「ハンターキラー 潜航せよ」を観た。迫力満点のアクションが良い!新しい時代の潜水艦映画
映画「ハンターキラー 潜航せよ」を観てきた。
新しい時代の米ロ関係を反映したアクション映画 @「ハンターキラー 潜航せよ」
ロシア領海で米軍の原子力潜水艦が行方不明に…。
そこで、ジェラルド・バトラーが艦長に任命されたばかりの潜水艦「ハンターキラー」が捜索に向かう…。
冷戦後の米ロ関係をベースに、潜水艦同士の追跡劇を描くアクション映画。
正直、大して期待しないで観たこともあって、予想以上に面白かった。
予告はこちら ↓
【公式】『ハンターキラー 潜航せよ』4.12(金)公開/予告編
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「ハンターキラー」観た
— toe@とにかく映画が好きなんです (@pharmacy_toe) April 18, 2019
面白かった!
冷戦後の現在、もしロシアで異常事態が起きたらアメリカはどう動くのかを原潜を主軸に描く
何より迫力あるアクションが良い!
見通しの悪い海の中で「音」だけが頼りの追跡劇は緊迫感たっぷりだったし、潜水艦ならではの閉所恐怖症的な圧迫感も怖さ倍増で良かった pic.twitter.com/a3lki0B2pf
潜水艦ものって、あの閉所恐怖症的な圧迫感が、何とも言えず怖いし、面白いよね。
それに、アメリカ側の艦長と、ロシア側の艦長のトップ同士の心の交流も描かれていて、そこに「新しい時代の米ロ関係」を観れて、そこも良かった。
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「ショーン・オブ・ザ・デッド」笑えるゾンビ映画!ダメ人間でも良い!小市民への愛が溢れるコメディ映画
「ショーン・オブ・ザ・デッド」を観てきた。
ダメダメな小市民への愛に溢れたゾンビコメディ映画 @「ショーン・オブ・ザ・デッド」
「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライトが監督し、そのエドガー・ライトとサイモン・ペッグが共同で脚本を書き、そのサイモン・ペッグとニック・フロストが共演した作品。
イギリスでは2004年に公開された作品。
日本では、15年の時を経て劇場公開されることとなった。
ゲームとビールが大好きなダメ人間のショーンが、ゾンビの襲撃を受け、愛する恋人とママを助けるために立ち上がる姿を描くコメディ映画。
そう、これは笑えるゾンビ映画なのだ。
愛する女性たちを救うために立ち上がってはみるものの、計画は思い通りにはいかず、うまくいかない。
やっぱり、ショーンはダメダメさんなのだ。
この映画は、そんな「どこにでもいる普通の人」への愛情がたっぷりこもった作品だった。
現実世界で生きる私たちは、「選ばれし者」ではないし、いきなりヒーローになれるわけでももない。
4回負けて、1回勝つ、1勝4敗ぐらいでちょっとずつ前に進むのが、普通の人生なのだ。
親友を救えなくても、ママを救えなくても、恋人を救えたら、今日は良い一日。
そして、明日はほんの少し成長する。
そんな「ダメダメな小市民」への愛情にあふれているところが良かった。
みんながみんな、完璧じゃなくてもいいのだ。
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「ショーン・オブ・ザ・デッド」観た
— toe@とにかく映画が好きなんです (@pharmacy_toe) 2019年4月17日
面白かった!笑えるゾンビ映画!
毎日を好きでもない仕事とゲームとビールで過ごす無気力なダメ人間が、突如ゾンビに襲われて人生を見つめ直す…⁉︎
人は変われないし、ヒーローにもなれないけど、ダメでも良いじゃんって思える優しさに溢れた愛すべきB級コメディ pic.twitter.com/pQvQbhDCAo
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