「魂のゆくえ」現代社会で起きている問題に教会はどうかかわるべきなのか…。このままでは未来がない!?
イーサン・ホーク主演の映画「魂のゆくえ」を観てきた。
人を救えないなら教会の存在意義はどこにあるのか @ 「魂のゆくえ」
現代社会で起きている問題に、教会はどうかかわるべきなのか。
牧師の苦悩を描いた作品。
戦争に行く息子を止めることができず、戦死させてしまい、妻は家を出て行ってしまう。
そのことに罪を感じて生きてきた牧師だったが、次は、信者の夫の自殺を救うことができなかった。
その夫は環境問題の活動家で、生まれてくる子供を温暖化が進む世界で暮らすことを苦痛に思い、挙句、自殺してしまう。
「またしても止められなかった」という思いが牧師を苦しませる。
そのやるせなさが、胸に残る作品。
壊れていく牧師を演じたイーサン・ホークの鬼気迫る演技にも圧倒された。
私がTwitterに書いた感想はこちら ↓
「魂のゆくえ」観た
— toe@とにかく映画が好きなんです (@pharmacy_toe) April 20, 2019
現代社会で起きている問題に対して、教会はどう向き合うべきか
教会が人救うどころか、悪の一端を担ってしまったら、その存在意義はどこにあるのか
その罪悪感からどんどん壊れていくイーサン・ホークの鬼気迫る演技に圧倒された
牧師の何もできないやるせなさが心に残る映画だった pic.twitter.com/eXq1GEKFfG
本来なら、環境問題や地球温暖化は教会よりも政治が制御すべき問題なのだけど、現大統領は温暖化そのものを否定している。
そんな人間が大統領をしている国では、子供たちの未来はないのだよ…と訴えているのでは…と感じた。
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