東京国際映画祭で「ROMA/ローマ」を観た
昨日は私の東京国際映画祭最終日だった。
映画の開場時間は13時50分だったので、その前に、恒例の腹ごしらえを。
お昼だし、とても優しい食べ物を食べたい気分。
そういえば、ヒルズにフォーの専門店があったなぁ…と思い出し、ベトナム料理店「pho pho フォーフォー」へ。
私が食べたのは、こちらの牛肉のフォーセット。
牛肉が入ったフォーと、生春巻きがセットになって900円。
私の希望通り、鶏がらだしのスープが優しい味。
とってもおいしかった。
フォーって好きなんだけど、これまであまりお店で食べることがなかったなぁ。
これからは、いろんなフォーを食べてみたい。
「ベトナム料理店『pho pho フォーフォー』へ行ってみたい!」という人はこちらへ
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腹ごしらえも済んだところで、映画を観るべくTOHOシネマズ 六本木ヒルズへ。
しかし、「お昼の映画は面白くても眠くなってしまう」という困った習性がある私。
フォーがね、意外とお腹がいっぱいになって。
そこで、眠くならないおまじないとして、映画を観る前に「眠眠打破」を注入。
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そして、私が観た映画は、アルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA/ローマ」
1960年代後半から、70年代にかけて激動の時代を迎えるメキシコの姿を、中流階級の家庭で働く家政婦の視点で描いた作品。
全編、モノクロで描かれている作品なのにも関わらず、とても鮮やかに美しく、当時のメキシコを映し出した作品。
本来、Netflixでしか見ることができない本作を、日本では、この東京国際映画祭でのみ映画館で観ることができるとのことで観に行ってきた。
国は激動の時代を迎えても、家庭をしっかりと支えていたのは女性たちだったという姿と、家政婦と雇い主という関係を越えて、家政婦の彼女も含めて「家族だった」という思いに感動する作品。
そこには、監督の経験も込めて描かれているそうで、キュアロン監督にも名声を得た今だからこそ感謝の気持ちを伝えたい家政婦さんがいるんだろうなぁと思った。
私がTwitterに書いた感想はこちら
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「ROMA/ローマ」観た
— toe@とにかく映画が好きなんです (@pharmacy_toe) 2018年11月2日
1970年代のメキシコを舞台に、ある中流家庭と家政婦の美しい関係が描かれる
上下の関係を超え、一家が家政婦を家族のように慕う姿に涙が溢れた
キュアロン監督の経験が盛り込まれているそうで、これは監督の家の話なのかなと思ったhttps://t.co/hgoA98HQlE#東京国際映画祭2018 pic.twitter.com/bghvet89Ks
「眠眠打破」のおかげで、最後まで集中力切れることなく楽しめた。
より詳しい感想はこちら
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この日が、私の東京国際映画祭 最終日。
とてもいい天気だったなぁ~。
今年、東京国際映画祭で観た作品は、この「ROMA/ローマ」と、「華氏119」とジュリエット・ビノシュの新作「ノン・フィクション」の3本のみ。
個人的な用事も重なって、あんまり参加している感がなかったので、来年は、もっと頑張ろうと思う。
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