「ウトヤ島、7月22日」ノルウェーで実際に起きたテロ事件を映画化
「ウトヤ島、7月22日」を観た。
これは「対岸の火事」ではない
2011年7月22日、ノルウェーのウトヤ島で起きたテロ事件を映画化。
こんな事件があったなんて知らなかったので、その全てが衝撃的だった。
政府の移民政策に反対するテロリストが、そのエゴに満ちた身勝手な主張で、多くの若者たちを銃乱射によって撃ち殺した事件。
犠牲者の多くは、まだまだこれから未来輝く若者たちばかり。
なんで、こんなことが起きるのか…と、理不尽な世の中に気が滅入ってしまった。
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映画を観終わって背筋がゾッとしたのは、もしも私たちがヨーロッパに移住した場合、私たちは移民になるということ
— toe@とにかく映画が好きなんです (@pharmacy_toe) 2019年3月27日
そして、この映画の犯人のような極右勢力の憎悪の対象となり得るということ
だから、私たちも被害者になる可能性があって、
その視点で、この映画を観るべきだし、考えるべきだと感じた
先日、イチローが引退記者会見でも言っていたけれど、私たち日本人は、海外に住めば外国人であり、移民になる。
ついつい、その感覚を忘れてしまいがちだけれど、こういうテロ事件があった時、私たちが極右勢力の憎悪の対象になる可能性があることを忘れてはいけないと思う。
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