「ある少年の告白」を観た。同性愛を矯正して治すという施設の驚くべき実態。実話の映画化
「ある少年の告白」を観た。
同性愛者矯正施設の驚くべき実態 @ 「ある少年の告白」
アメリカに実在する同性愛者矯正施設の実態を映画化。
キリスト教の信者の中には、神が男と女を作ったけれど、同性愛者は作っておらず、悪魔によって異なるものにさせられてしまったと考える人たちがいる。
この映画の主人公であるジャレッドも、同性愛だと分かった時に牧師の父によって、その矯正施設に送り込まれる。
この施設のしている「矯正」があまりにも酷くて、本当に驚かされてしまった。
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「ある少年の告白」観た
— toe@とにかく映画が好きなんです (@pharmacy_toe) 2019年5月8日
同性愛者を「矯正する」施設の驚くべき実態を映画化
観ていてとても苦しかった
人に恋をすることは素晴らしいことなのに、なぜ「悪魔の仕業だ」と言って矯正しようとするのか
主人公を演じるルーカス・ヘッジズが素晴らしく、彼の困惑と葛藤に胸が締め付けられ涙した作品だった pic.twitter.com/yP8YWk4e2A
「人に恋をする」ということは素晴らしいことであって、
それは、両親にも、牧師にも、神ですら止めてはいけないことだと思った。
特に気になったのは、この施設の指導者たちが同性愛を「依存症の一種」のように考えていることだった。
人を好きになることは本能であり、自然なこと。
依存症は心の病である。
そこを同じレベルで考えていることに強い違和感を感じたし、彼らの考え方が根本から間違っていると思ったところでもあった。
主人公のジャレッドを演じたルーカス・ヘッジズがまた本当に素晴らしいので、ぜひ、多くの人に観て欲しい作品。
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